新聞が読者の意見を瞬時に集める双方向メディアになる方法があります。
ただ一つの条件として、現在の輪転機から一部でもデジタル印刷へ変更する必要があります。しかし、現在の技術でも広告の一部をデジタル印刷する事は可能です。
デジタル印刷のメリットは、シリアル番号を印刷するなど、それぞれ個別の内容を印刷できる事です。
アンケートのエントリーコードとして、1枚ごとに個別QRコードを印刷すれば、読者はスマホからQRコードでログインして回答できます。
これにより、たちどころに正確な読者アンケートが完成します。
意識調査に新聞を活用するメリット
■読者のメリット
①いつも購読している新聞がエントリーシートとなる為、
手軽に意見を届ける事ができる。
②ボールペン要らずで、その場で即座に回答ができる。
③集計結果も最短で翌日の紙面で確認する事ができる。
■新聞社のメリット
①新聞がエントリーシートになる為、エントリーを目的とした購読者増加が見込まれる。
②限りなくリアルタイムな、読者との双方向メディアに変革できる。
③データは自動集計されるため、運用の人件費は僅か。
④選挙に頼らずとも、低コストでいつでも民意を確認できる。
「e投票」などの個別QRコードを利用した電子投票は既に存在し、アプリケーションも不要であるため、多くの参加者が見込めます。
また、個別QRコードのコード体系などにより、どこで販売された新聞かを把握する事もできる為、地域や販売方法による結果の分析も可能となります。
この方法は、デジタル印刷を待たなくとも、販売店で個別QRコードシールを張り付ける方法でも実現できます。